寄り前の日本株で注目される銀行株と三菱UFJの動きを表したサムネイル画像です。
三菱UFJを持つ投資家は、前週末の上昇が週明けも続くか、日本の長期金利と合わせて見たいところです。9月28日の寄り前時点で確認できる同行の株価は、25日大引けの3714円です。今日の寄り付きや、その後の値動きを示す数字ではありません。
25日の三菱UFJは前日比141円高の3714円で大引けを迎え、上昇率は+3.95%でした。日経平均は+1.30%、TOPIX連動ETFは+1.29%。銀行株を見るうえでは、日経平均の上昇だけで市場全体の地合いを判断せず、TOPIX連動ETFの動きも確かめる必要があります。同ETFはTOPIX指数そのものの値ではありません。
| 指標 | 確認できる値 | 時点 |
|---|---|---|
| 三菱UFJ | 3714円、前日比+3.95% | 9月25日大引け |
| 日経平均 | 66364.2、前日比+1.30% | 9月25日 |
| TOPIX連動ETF | 430.3円、前日比+1.29% | 9月25日大引け |
| ドル円 | 157.56円 | 9月28日8時30分ごろ |
| 日本10年国債利回り | 3.072%、前日比-0.32% | 9月25日 |
日本10年国債利回りの-0.32%は、利回りそのものではなく前日比の変化率です。利回りは前回の3.082%から3.072%へ低下しました。
三菱UFJの上昇率は、25日の日経平均とTOPIX連動ETFを上回りました。ただし、今回のデータには銀行株全体の指数がありません。同行の上昇だけで、銀行株全体に物色が広がったとは言えません。銀行株を持つ人は、まず三菱UFJの寄り付きと、日本の長期金利の動きを分けて確認したいところです。
今回のデータから分かる材料は、25日の株価と金利、28日朝の為替、過去の投資家別売買動向です。三菱UFJが上昇した原因を示す個別の開示やニュースは含まれていません。金利の低下が同行の株価上昇を招いたとも、別の材料が買いを集めたとも断定できません。
需給の参考となる東証プライムの投資家別売買動向は、9月7~11日の週に個人が4264.69億円の買い越し、海外投資家が2749.34億円の売り越しでした。対象は市場全体であり、25日の三菱UFJの売買を示す数字ではありません。
28日の寄り付き後は、三菱UFJが前週末の3714円を上回るか、日本10年国債利回りが25日の3.072%からどう動くかを見ます。TOPIX連動ETFも25日の430.3円と比べれば、日経平均だけでは見えない市場の動きを確かめられます。ドル円の朝の水準は157.56円です。
三菱UFJが3714円を維持しても、日本の長期金利やTOPIX連動ETFが異なる方向に動けば、銀行株全体への見方は慎重に分ける必要があります。反対に、同行とTOPIX連動ETFがともに前週末の水準を上回り、金利の動きも確認できれば、物色の広がりを検討する材料が増えます。現時点では週明けの株価はまだなく、寄り付きの方向は決められません。