寄り前の日本株で注目される商社株と三菱商事の動きを表したサムネイル画像です。
三菱商事を持つ人は、9月30日の寄り付き後、前日の大きな下げが続くかを見たいところです。9月29日の同社株は-3.76%。日経平均の-0.60%を下回りました。ただし、この数字だけで商社株全体の先行きは決められません。
9月29日の大引けと、9月30日8時30分時点のドル円は次の通りです。株価と指数は前日比、ドル円は確認時点の水準を示します。
| 指標 | 確認した値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 三菱商事 | 4,637円 | -3.76% |
| 日経平均 | 65,481.27 | -0.60% |
| TOPIX連動ETF | 425.4円 | -0.65% |
| ドル円 | 157.37円 | ほぼ横ばい |
三菱商事の下げは、日経平均とTOPIX連動ETFの下げを上回りました。日経平均だけを見ていると、同社株の値動きの大きさを見落とします。一方、TOPIX連動ETFも前日は下落しており、三菱商事だけが下げたわけでもありません。TOPIX連動ETFは市場全体の動きを見る参考値で、TOPIX指数そのものの値ではありません。
三菱商事を長期保有している場合も、前日の株価変動と配当の持続性は別に判断する必要があります。今回の資料には、同社の配当方針や業績見通しの更新は含まれていません。
今回確認できる材料は、市場価格とドル円です。三菱商事の下落を資源価格、海外景気、円相場のどれかに結び付ける資料はありません。ドル円は9月30日8時30分時点で157.37円。前日の基準値157.361円からの変化は小さく、これだけで同社株の下げを説明することはできません。
まず三菱商事が前日終値の4,637円を上回るか。次に、TOPIX連動ETFが前日終値の425.4円に対してどう動くか。最後に、ドル円が157.37円付近から変わるかを確認します。三菱商事と市場全体の動きを並べれば、持ち株の値動きを捉えやすくなります。
三菱商事が4,637円を回復し、TOPIX連動ETFも425.4円を上回るなら、前日の下げが寄り付き後も続くという見方は改める必要があります。反対に、両方が前日終値を下回って推移するなら、市場全体の地合いも含めて確認します。資源価格、海外景気、配当への影響は、対応する資料が得られるまで判断を保留します。