今週の日本株で注目される指数全体と日経平均の動きを表したサムネイル画像です。
今週の日本株を振り返るうえで、確認できるのは週末25日に二つの指標がそろって上昇したことです。日経平均は前日比+1.30%、TOPIX連動ETFは+1.29%でした。当日の方向は一致していますが、持ち株も同じだけ上がったとは限りません。
9月14日から25日まででは、日経平均が4.52%上昇したのに対し、TOPIX連動ETFは1.65%の上昇にとどまりました。日経平均だけでは、持ち株との値動きの違いを捉えきれません。
本稿は9月26日、週末の振り返りです。提供データには今週だけの騰落率がないため、25日の前日比と9月14日からの変化を分けて扱います。
25日は、日経平均とTOPIX連動ETFの上昇率に大きな差はありませんでした。期間を延ばすと差がある点が、今回の確認どころです。
| 指標 | 25日の値 | 前日比 | 9月14日から25日の騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 66,364.20円 | +850.21円、+1.30% | +4.52% |
| TOPIX連動ETF | 430.3円 | +5.5円、+1.29% | +1.65% |
TOPIX連動ETFは、TOPIXそのものの数値ではありません。ここでは市場の動きを比較する補助指標として用いています。また、期間中の収録数は日経平均が6本、ETFが7本です。今週の週間騰落率としては扱えません。
持ち株の点検では、まず25日の前日比を比べ、その後に9月14日からの変化を確認すると違いが分かります。25日に上がっていても、それ以前の下落を取り戻していない場合があるためです。
今回のデータでは、日経平均とTOPIX連動ETFは当日こそほぼ同じ上昇率でしたが、9月14日からの上昇率には開きがあります。持ち株が日経平均ほど上がっていないというだけで、個別の悪材料が出たとは判断できません。
一方、値がさ株への偏りや物色の広さも、この二つの数字だけでは断定できないところです。銘柄別の指数寄与度や市場全体の値上がり銘柄数は、提供データにありません。
次の取引に持ち越す材料として、ドル円は円高方向に動き、ナスダックは上昇しています。ただし、いずれも日本株の25日の取引終了後の数値です。日経平均が上がった理由としては扱いません。
| 指標 | 最新値 | 比較対象からの変化 | 日本時間の取得対象時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 1ドル157.19円 | 前日基準値158.811円から1.626円の円高 | 9月26日6時1分 |
| ナスダック | 27,068.717 | 前日比+0.48% | 9月26日6時15分 |
ドル円の最新値は157.185円を小数第2位に丸めています。円相場の変化が持ち株にどう表れるかは、次の取引で株価と照らし合わせる必要があります。今回の資料から、個別企業の業績への影響額までは分かりません。
来週は日経平均の騰落率とTOPIX連動ETFの騰落率を、同じ時点で比べることが先決です。25日の基準はそれぞれ66,364.20円と430.3円。持ち株も25日の大引けを起点にすれば、その後の動きを比較できます。
続いて見るのはドル円です。今回の157.19円から円高方向に進むのか、円安方向に戻るのかを確認します。ナスダックは27,068.717を基準に、その後の変化を合わせて見ます。
日経平均が上昇してもTOPIX連動ETFが横ばい、または下落するなら、「二つの指標がそろって上がった」という25日の見方を改める必要があります。日経平均の上昇だけを、持ち株全体の地合い改善とは受け取れません。
両方が上昇し、持ち株も同じ方向に動くなら、指数と持ち株の方向がそろったと判断できます。ただし、それでも市場全体に物色が広がったかどうかは別の確認事項です。週末時点では、当日の足並みはそろったものの、9月14日からの上昇率には差が残る、という整理になります。