大引けの日本株で注目される商社株と三菱商事の動きを表したサムネイル画像です。
9月4日の三菱商事は4902円、前日比157円安の-3.10%で大引けを迎えました。日経平均は+1.26%でしたが、TOPIX連動ETFは+0.07%です。大型株全体がそろって上昇した相場ではなく、三菱商事を持つ投資家には指数上昇の恩恵が及びませんでした。
日経平均だけでは足りません。日経平均の上昇率とTOPIX連動ETFの上昇率に開きがあり、三菱商事は両方に逆行したためです。持ち株への影響は、指数と個別株を分けて確認する必要があります。
| 確認項目 | 大引け値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 三菱商事 | 4902円 | -3.10% |
| 日経平均 | 65020.94 | +1.26% |
| TOPIX連動ETF | 427.5円 | +0.07% |
| ドル円 | 156.33円 | -1.63% |
三菱商事は前日終値5059円から157円下落しました。ただし、8月27日の4737円と比べると、7営業日の騰落率は+3.48%です。当日の下げは大きいものの、7営業日前の水準は上回っています。
三菱商事を持つ場合、当日の評価への影響は-3.10%です。一方、日経平均連動の持ち株は+1.26%、TOPIX連動ETFは+0.07%でした。同じ日本株でも値動きはそろっていません。
今回のデータに他の商社株は含まれていないため、商社株全体が下落したとは判断できません。三菱商事の値動きを、そのまま商社株全体の見通しへ広げるのは避けたいところです。
ドル円は156.33円で、前日終値158.923円から低下しました。円相場は前日比で円高方向です。ただし、この動きが三菱商事の下落を招いたと断定できる資料はありません。同じ日に起きた値動きとして分けて見ます。
資源価格、海外景気、配当方針に関する具体的なデータも今回の根拠には含まれていません。したがって、これらが株価にどこまで織り込まれたかは判定できません。出来高や日中の高値、安値もないため、需給や引け味の評価も控えます。
最初に見るのは三菱商事の4902円です。次の取引で、前日終値の5059円との差を縮めるかを確認します。反対に、8月27日の4737円を下回ると、7営業日前からの上昇分は失われます。
次はドル円の156.33円です。円高方向が続くか、前日終値158.923円へ戻るかを見ます。併せて、TOPIX連動ETFの+0.07%と日経平均の+1.26%の開きが縮まるかを確認すると、地合いの偏りを把握しやすくなります。
三菱商事が5059円を回復し、TOPIX連動ETFに対する下振れも縮小すれば、9月4日の弱さが続いているとの判断は見直せます。
一方、4737円を下回り、日経平均やTOPIX連動ETFとの差がさらに広がる場合は、三菱商事固有の弱さを改めて確認する場面です。ただし、方向を決めるには資源価格、会社開示、配当方針などの追加資料が必要です。