
米半導体指数の下落を先に見る
2026年9月2日の寄り前は、東京エレクトロンとアドバンテストが米半導体指数と同じ方向を向くかが焦点です。米半導体指数は米国9月1日の取引で-2.14%。前日の東京市場では、東京エレクトロンが-2.59%、アドバンテストが-0.92%でした。半導体株の上値を追う場面では、日経平均より先にこの三つを比べます。
ただし、日本株二銘柄の終値は9月1日、米半導体指数の確定値はその後です。時系列が異なるため、米半導体指数の下落を日本株の前日安の原因とはみなしません。本日の寄り付きで、米国市場の動きがどこまで材料視されるかを見ます。
指数は方向が分かれた
前日の日本株は、日経平均とTOPIX連動ETFの方向が分かれました。主な実数は次の通りです。
| 指標 | 値 | 騰落 | 基準時点 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 66,215.34 | -0.15% | 9月1日終値 |
| TOPIX連動ETF | 435.7円 | +0.51% | 9月1日終値 |
| 東京エレクトロン | 54,980円 | -2.59% | 9月1日終値 |
| アドバンテスト | 33,380円 | -0.92% | 9月1日終値 |
| 米半導体指数 | 11,288.612 | -2.14% | 米国9月1日終値 |
| ドル円 | 160.19円 | 前日比+0.28% | 9月2日8時30分 |
日経平均だけでは足りません。日経平均は-0.15%でしたが、TOPIX連動ETFは+0.51%です。指数の方向が分かれているため、日経平均の小幅安だけで持ち株全体の地合いを弱いと決めることはできません。
持ち株は半導体とその他を分ける
東京エレクトロンを持つ人は、日経平均の値動きより、米半導体指数とアドバンテストを手掛かりにします。東京エレクトロンは-2.59%、アドバンテストは-0.92%と下向きでしたが、下落幅には差があります。寄り付きで二銘柄の方向がそろうかが、半導体株の地合いを読む材料になります。
半導体株以外の持ち株については、TOPIX連動ETFが+0.51%だった点を切り離して見ます。日経平均が-0.15%でも、日本株全体が同じ方向だったとは限らないためです。
ドル円は160.19円です。ただし、提示されたデータには、円相場が東京エレクトロンやアドバンテストの値動きに与えた影響を示す情報がありません。為替だけで半導体株の寄り付きを判断する根拠にはしません。
材料は米国市場の確定値
寄り前に確認できる新しい材料は、米半導体指数の-2.14%です。前日の東京エレクトロン-2.59%、アドバンテスト-0.92%と方向は同じですが、取引時間は異なります。日米で下向きが続くのか、日本株の寄り付きでは異なる動きになるのかが今日の焦点です。
今回のEVIDENCE_JSONには、東京エレクトロンとアドバンテストの個別開示内容がありません。会社固有のニュースや業績材料を値動きの理由に挙げることはできません。
次は二銘柄の初値を見る
見る数字は、東京エレクトロンの前日終値54,980円と、アドバンテストの33,380円です。寄り付きがそれぞれ前日終値を上回るか、下回るかを比べます。
次に、日経平均66,215.34とTOPIX連動ETF435.7円の方向差が続くかを見ます。ドル円は160.19円を基準に、寄り前からザラ場にかけての位置を確かめます。
判断は方向がそろうかで変わる
東京エレクトロンとアドバンテストがともに前日終値を上回って寄り付けば、寄り付き時点では米半導体指数安と同じ方向には動いていません。二銘柄とも前日終値を下回れば、日米の半導体関連が下向きでそろいます。
一銘柄が上、もう一銘柄が下なら、半導体株全体を一つの見通しでまとめず、銘柄ごとの差を見ます。初値だけで結論を出さず、寄り付き後も二銘柄の方向がそろうかが判断を変える条件です。