
ソフトバンクGの下げが際立つ
9月2日の大引けは、ソフトバンクGの下げが指数より大きくなりました。終値は4,924円、前日比338円安、騰落率は-6.42%です。日経平均の-2.85%、TOPIX連動ETFの-2.57%を大きく下回りました。
ソフトバンクGは日経平均への影響が大きい値がさ株です。ただし、今回のデータには指数寄与度の実数がありません。日経平均の下げを同社だけで説明することはできません。
指数との差は3ポイント超
ソフトバンクGの騰落率は、日経平均を3.57ポイント、TOPIX連動ETFを3.85ポイント下回りました。ドル円は159.65円で、前日からの変化は小幅でした。
| 指標・銘柄 | 終値・水準 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクG | 4,924円 | -338円 | -6.42% |
| 日経平均 | 64,325.64 | -1,889.70 | -2.85% |
| TOPIX連動ETF | 424.5円 | -11.2円 | -2.57% |
| ドル円 | 159.65円 | -0.102円 | -0.06% |
ドル円は9月2日17時25分時点です。TOPIX連動ETFはTOPIXそのものの直接値ではなく、連動ETFで市場の流れを見た参考値です。
持ち株は銘柄別に見る
日経平均だけでは足りません。同じ日の三菱UFJは3,684円で-0.43%、三菱商事は4,860円で-1.94%、トヨタは3,133円で-3.39%でした。
この範囲でも、日経平均より下げが小さい銘柄と大きい銘柄に分かれています。ソフトバンクGを持つ場合、日経平均だけを基準にすると持ち株の下げを小さく見積もることになります。一方、三菱UFJや三菱商事では、指数ほど下げていません。
値上がり銘柄数や業種別指数は今回の資料にないため、市場全体で物色がどう広がったかまでは判断できません。
直接の材料は確認できない
ソフトバンクG固有のニュースや開示は、今回の資料では確認できません。下げの直接的な理由は特定できない状況です。
確認できる周辺の数字では、前日のナスダックが26,099.773で引け、前日比-1.03%でした。ドル円は159.65円、前日比-0.06%です。ただし、これらの数字とソフトバンクGの下落を結びつける因果関係は示されていません。
次は終値と指数差を見る
次の基準は、ソフトバンクGの4,924円と前日終値5,262円です。両者の差は338円あります。株価の方向だけでなく、日経平均64,325.64、TOPIX連動ETF424.5円に対する騰落率の差も見ます。
米国時間ではナスダックの26,099.773、為替ではドル円159.65円が直近の比較水準です。数字が動いても、それだけでソフトバンクGの材料と断定はできません。
ずれの縮小が判断条件
見方を変える条件は、ソフトバンクGと指数のずれが縮むことです。同社が5,262円を回復すれば、9月2日の下落分を前日終値との比較で取り戻したことになります。
同社と日経平均、TOPIX連動ETFの騰落率差が、本日の3.57ポイント、3.85ポイントから縮小するかも重要です。反対に差が広がる場合は、日本株全体の地合いとソフトバンクGの値動きを分けて考える必要があります。
会社固有の開示やニュースが確認された場合も、判断条件は変わります。それまでは、指数の上下だけから同社の上値や下値を決めつけられません。