寄り前の日本株で注目される半導体株と米半導体指数の動きを表したサムネイル画像です。
半導体株の見通しは、米半導体指数の上昇だけで判断できません。米半導体指数は+3.14%と大きく上昇しましたが、前日の東京エレクトロンは-1.39%、アドバンテストは-1.50%でした。寄り付きでは、米国市場の強さが日本の値がさ株に伝わるかを確認します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 米半導体指数 | +3.14% |
| 日経平均 | +0.33% |
| TOPIX連動ETF | +0.83% |
| ドル円 | 156.06円 |
| 東京エレクトロン | -1.39% |
| アドバンテスト | -1.50% |
日経平均は前日比213.25ポイント高の64136.25で大引けでした。TOPIX連動ETFは前日比3.5円高の427.4円です。日経平均の上昇率をTOPIX連動ETFが上回っており、指数を見る際は日経平均だけでなく、TOPIX方向の動きも並べて見ます。
東京エレクトロンやアドバンテストを持つ投資家は、寄り付きの気配とその後の値動きを分けて確認します。米半導体指数が上昇しても、日本株が同じ方向に動くとは限らないことが前日の数字に表れています。
半導体株以外では、トヨタが+0.60%、三菱商事が+0.71%でした。三菱UFJは-0.08%です。持ち株全体への影響を見るなら、半導体株だけでなく、輸出株、商社株、金融株の方向も合わせて確認します。
寄り前に確認できる市場材料は、米半導体指数の+3.14%です。ナスダックも+1.69%でした。ドル円は156.06円で、前日比では0.05円の上昇です。
ただし、米半導体指数が上昇した理由や、日本の半導体株が前日に下落した理由は、今回のデータだけでは確認できません。したがって、特定のニュースや需給を原因として断定することはできません。
まず東京エレクトロンとアドバンテストの寄り付きです。米半導体指数の上昇を受けて、両銘柄が前日の下落をどの程度戻すかを見ます。
次に日経平均とTOPIX方向の差を確認します。日経平均だけが上昇しても、TOPIX連動ETFの動きが弱ければ、半導体株を含む大型株の物色が市場全体に広がっているとは判断できません。
米半導体指数の上昇と日本の主力半導体株の上昇が同時に確認できれば、米国市場との連動を材料にした物色が続いているかを検討します。
一方、米半導体指数が強いままでも東京エレクトロンやアドバンテストが上値を抑えられる場合は、連動が確認できない状態です。その場合は、寄り付きの印象だけで半導体株全体の見通しを決めず、日中の値動きと指数の方向を見極めます。