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半導体株の上値を見るなら、寄り前はアドバンテストと米半導体指数を確認

寄り前の日本株は半導体株とアドバンテストを中心に、日経平均、ドル円、確認ポイントを6コマで整理します。

半導体株は主力2銘柄を見ます

8月14日の寄り前は、半導体株を取り巻く数字が上向きでそろっています。ただし、アドバンテストは前日に+4.02%上昇しており、米半導体指数の+0.46%より値幅が大きくなりました。寄り付きの方向を断定せず、アドバンテストと東京エレクトロンがそろって買われるかを見たい場面です。

アドバンテストが指数を上回りました

前日の日本株では、アドバンテストと東京エレクトロンが日経平均を上回りました。主要な数字は次の通りです。

指標・銘柄 直近値 騰落
アドバンテスト 35,940円 +4.02%
東京エレクトロン 59,470円 +2.13%
日経平均 68,308.59 +1.16%
TOPIX連動ETF 435.4円 +0.81%
米半導体指数 12,456.00 +0.46%
ドル円 159.47円 +0.09%

日経平均だけでは、半導体株の地合いをつかみ切れません。日経平均の+1.16%に対し、幅広い銘柄の流れを見る代用指標であるTOPIX連動ETFは+0.81%でした。その一方で、アドバンテストは+4.02%、東京エレクトロンは+2.13%です。指数全体より、値がさ半導体株の上昇が目立った一日でした。

なお、TOPIX連動ETFはTOPIXの直接値ではありません。市場全体の流れを比べるための参考値として扱います。

持ち株ごとの差が大きくなっています

アドバンテストを持つ投資家は、短期間の値幅を確認しておきたいところです。同社株は8月4日の31,000円から8月13日の35,940円まで、7取引日の終値ベースで15.94%上昇しました。前日の+4.02%だけを見ても、日経平均や米半導体指数より上昇率が高くなっています。

東京エレクトロンは同じ期間に4.89%上昇し、8月13日は+2.13%でした。同じ半導体株でも、直近の上昇幅には差があります。アドバンテストの上値を追う場面では、東京エレクトロンが同じ方向を保てるかが比較材料になります。

半導体株以外を中心に持つ場合は、日経平均の上昇をそのまま持ち株全体へ当てはめにくい状況です。TOPIX連動ETFが+0.81%にとどまったため、寄り付き後も指数間の差を見ておく必要があります。

米半導体指数も上向きです

寄り前の材料では、米半導体指数が+0.46%となり、日本の主力半導体株と方向が一致しました。ただし、日本株の前日上昇率はアドバンテストが+4.02%、東京エレクトロンが+2.13%です。米半導体指数より値幅が大きく、米国市場の数字だけで日本株の上値を判断することはできません。

ドル円は8時30分時点で159.47円でした。前日終値からの変化率は+0.09%です。寄り前時点では、半導体株の値動きを為替だけで説明できる数字ではありません。

寄り付き後は三つの数字を見ます

最初に見るのは、アドバンテストの寄り付き後の騰落率です。前日終値35,940円を基準に、東京エレクトロンも同じ方向へ動くかを比べます。

次は、日経平均とTOPIX連動ETFの騰落率の差です。日経平均だけが強ければ、物色が値がさ株に偏っている可能性を考えます。両方が同じ方向なら、日本株全体の地合いも確認しやすくなります。

三つ目はドル円です。159.47円からどちらへ動くかを見ます。ただし、為替との因果関係は寄り前の数字だけでは確認できません。株価と同時に観察する材料にとどめます。

主力株の方向が分かれれば判断を変えます

アドバンテストと東京エレクトロンがともに上昇し、日経平均とTOPIX連動ETFもプラスなら、前日の半導体株物色が続いていると見やすくなります。

米半導体指数が+0.46%でも、日本の主力2銘柄がそろって下落する場合は見方を変えます。米国市場との方向が一致せず、寄り前の米半導体指数を日本株の上値材料として扱いにくくなるためです。

日経平均が上昇しても、TOPIX連動ETFが下落する場合は、指数の強さと持ち株の値動きを分けて見ます。今回の半導体株の見通しでは、日経平均の水準より、アドバンテストと東京エレクトロンが同じ方向を保つかが判断の軸です。

参考データ

今日の日本株メモ

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