寄り前の日本株で注目される銀行株と三菱UFJの動きを表したサムネイル画像です。
三菱UFJを持つ投資家は、寄り付き後の株価だけでなく、日本10年国債利回りとTOPIX連動ETFを合わせて確認したいところです。
三菱UFJは7月17日の大引けで3473円、前取引日比-4.30%でした。日本10年国債利回りは2.712%で、前回値からの変化は+0.00%です。金利が動いていないため、今回のデータだけでは三菱UFJの下落理由を金利に求められません。
最新値を並べると、三菱UFJの下げはTOPIX連動ETFより大きく、日経平均も上回りました。
| 確認項目 | 最新値 | 前回比 |
|---|---|---|
| 三菱UFJ | 3473円 | -4.30% |
| 日経平均 | 64141.12 | -4.03% |
| TOPIX連動ETF | 407.9円 | -2.81% |
| ドル円 | 162.50円 | -0.008% |
| 日本10年国債利回り | 2.712% | +0.00% |
日本株の株価と指数は7月17日の大引け時点、ドル円は7月21日8時29分時点です。取得時刻が異なるため、同じ時間帯の値動きとしては比較できません。
日経平均だけでは足りません。日経平均は-4.03%でしたが、より幅広い銘柄の流れを見るためのTOPIX連動ETFは-2.81%でした。三菱UFJは-4.30%で、TOPIX連動ETFより下げが大きくなっています。銀行株を持つ場合、値がさ株の影響を受ける日経平均だけで地合いを判断すると、持ち株とのずれを見落とします。
三菱UFJの持ち株への影響を考える際は、まず銀行株全体に物色が向かうかを見ます。ただし、今回の資料には他の銀行株の値動きがありません。三菱UFJだけの材料なのか、銀行株に共通する動きなのかは、寄り付き後の確認が必要です。
長期保有では配当も判断材料になりますが、今回の資料に配当額や配当方針の情報はありません。配当を根拠に下値や上値を判断することはできません。
市場全体では、日経平均が7取引日の比較で-5.3182%、TOPIX連動ETFが-2.6724%でした。一方、三菱UFJは同じ起点日の比較で+1.7282%です。前取引日は大きく下げたものの、7取引日の比較では起点日の水準を上回っています。
日本10年国債利回りは2.712%で変わらず、ドル円は162.50円です。この二つの数字だけから、寄り付き後の銀行株の方向は決められません。
需給では、東証プライム市場の7月第2週、7月6日から10日までに、海外投資家が5171.55億円の買い越し、信託銀行が2286.60億円の買い越しでした。個人は1012.29億円の売り越し、投資信託は6262.88億円の売り越しです。これは市場全体の週次集計であり、三菱UFJや銀行株だけの売買ではありません。
会社開示は0件です。今回の資料から、三菱UFJ固有の新しい材料は確認できません。
寄り付き後に見る数字は三つです。
第一は、日本10年国債利回りが2.712%から動くかです。第二は、三菱UFJが3473円を基準にどの方向へ動くか。第三は、TOPIX連動ETFが407.9円を基準に下げ止まるかです。
三菱UFJだけが弱いのか、市場全体も同じ方向なのかを切り分けます。日経平均よりTOPIX連動ETFを重ねて見るほうが、銀行株を含む幅広い地合いをつかみやすくなります。
判断を変える条件は、日本10年国債利回り、三菱UFJ、TOPIX連動ETFの方向がそろうかどうかです。
日本10年国債利回りが2.712%から動き、三菱UFJとTOPIX連動ETFも同じ方向へ進むなら、金利と市場全体を含めて見直す材料になります。反対に、金利が動かず、三菱UFJだけがTOPIX連動ETFと異なる動きを続ける場合は、銀行株全体ではなく個別株の値動きとして確認する必要があります。
今回のデータには当日の気配、銀行業指数、三菱UFJの新規開示がありません。したがって、寄り付きの方向や上値を断定せず、実際の取引時間に三つの数字を照合するのが妥当です。